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医療決断サポーター(支援員)です!

医療が必要になったとき、どうしたらいいのか判らない?!

そんな時、「医療決断サポーター(支援員)」がいてくれたらいいと思いませんか?

患者さんに寄り添い、安心して納得のいく医療を受けるために、

医療決断サポーターのいる病院を模索しています。

貴方の医療における決断を支援する人・・・それが医療決断サポーターです。

《医療決断?》

「医療決断」って、聞いたこともないですよね。

でも、実は医療を受けるということは決断の連続なのです。

まず第一に、体調が悪いと自覚したとして、病院に行くかいかないか

知らず知らずに貴方は決断しているのです。

薬局で薬を買って飲んでみる?祈祷師のところに行く?ひたすら我慢する?

それも貴方の決断です。

では、病院に行くとしたら、何科にかかる?どこの病院に行く?どの先生に診てもらう?

日本では、自由に病院が選べます。ここは嫌だと思ったら、別の病院に行くのも自由です。ここでも貴方の決断が行われています。

注1)実は、行きたい病院に自由にいけるというのは、日本の医療の恵まれたところです。アメリカでは、自分の加入している保険によって受診できる病院が決まっています。イギリスでは、あらかじめ登録している家庭医に診てもらってから必要に応じて病院を紹介してもらいます。ドイツやフランスも似たような仕組みになっています。

さて、貴方がある病院を受診して検査をしましょうとか、治療をしましょうということになりました。提案された検査や治療を貴方には拒否する権利があるのです。

検査や治療を受けるにせよ、拒否するにせよ、その結果は貴方の体に反映されるわけですから、十分納得いく説明を聞くことも大切です。

これの説明がインフォームド・コンセントといわれるものです。

注2)権利があるところには、義務もあります。患者さんの義務としては、きちんと自分の病状を伝えること、治療費を払うこと、病院のものを壊さないことなど、当たり前のようですが、いかがですか?

《インフォームド・コンセント》

インフォームド・コンセントとは、「患者さんが同意すること」であり、そのために必要な情報はきちんと理解しているということが前提です。

同意のために必要な情報としては、

1、今の状態、病名

2、(主治医がこれからやろうとしている)検査、治療の方法など

3、その治療などの良いところ、悪いところ(副作用など)とそれらが起こりそうな確率

4、その他の選択肢の説明(別の検査や治療の良いところ悪いところ、あるいは治療しないで放置した場合どうなるか)

などです。加えて痛みなど日常生活の制限される程度や期間、費用なども患者にとっては決断のために必要な情報でしょう。

これらの情報についてきちんと説明を受けて、吟味して納得できればGOサインです。

納得できないとき?・・・もう一度説明を聞くこと。

理解できるまで聞くのが理想でしょうが、時間が足りなかったり気持ちが乱れたり

なかなか理想道理に行かないのが現実ですね。

いずれにせよ、何らかの決断をして、貴方は治療を続けたり止めたりするわけです。

《究極の決断》

そして、究極の決断は「自分の死に方を決めること」でしょうか。

もしかしたら、「自分」ではなくて、親だったり、子供だったり、伴侶の死かもしれません。

死に方を決めることには、リビング・ウィル(生前意志)やアドバンス・ディレクティブ(事前指定)など自分の死に方の方法や治療中止の決断を予め自分で決めて文章化しておくことや、代理指定など自分の意思表明が不可能になったときに自分に代わって決断してくれる人を指名しておく方法などがあります。

日本にも尊厳死協会やレットミーディサイド(自分で決めさせて!)運動など、こうした決断を積極的に薦めている団体もあります。

しかしながら、現在の日本の法律では例えこうした文書などの指定があったとしても

その指定どおりに治療が中止されるかどうかは難しいところです。

《患者アドボカシー(権利擁護者)という職業》

アメリカやカナダなどでは、患者アドボカシー(権利擁護者)といわれる職業があります。

患者さん中心の医療を実現するために、患者さんの苦情をいち早く拾い上げ

対応すると同時に、それらの情報を収集・分析し病院の経営や運営に生かしていくことが

主な役目です。患者さんがより快適に過ごせるためのあらゆることに対応します。

医療機関によってその責任の範囲は様々ですが、

待ち時間が長いとか、駐車場が見つからないといった苦情から

医療事故などの重大な事態まで、一般的な対人的サービスから

医療の質そのものまで患者の側に立ってがんばる人たちです。

終末期医療に関する事前指定などの文書化のお手伝いもしています。

残念ながら日本にはまだこうした職種が確立されていません。

医療訴訟が増え、医療への信頼が揺らいでいる今こそ、医療者と患者さんの間に立つ

中立的立場の人がいればといいなと思いませんか?

これから、このブログではそうした働きや役割、実際の活動などについて書いていきたいと思います。

こんな役割は要らない!あるいは、どうあって欲しいかなど、医療決断サポーターに対するご意見もお待ちしています。

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